読めるかな? 「神戸市には“尼婆羅”や“伯剌西爾”、“緬甸”など139の国や地域の人が暮らしています」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

読めるかな? 「神戸市には“尼婆羅”や“伯剌西爾”、“緬甸”など139の国や地域の人が暮らしています」

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(5)「加納」…西アフリカの国。チョコレートの原料のカカオ豆の原産国として。

(6)「捷克」…ボヘミアングラス、ビールのほか手芸用ビーズも有名。

(7)「救世主国」…“救世主”を意味するスペイン語が国名になっていることから。

(8)「委内瑞拉」…野球が盛ん。日本プロ野球でもアレックス・ラミレス氏(元ヤクルト、巨人、DeNA)ら、この国出身の選手が活躍。

(9)「不丹」…幸福度世界ナンバー1。「幸せの国」と言われる。

(10)「亜爾然丁」…タンゴやサッカーが有名。「イグアスの滝」は世界三大瀑布の1つ。

 ちなみに、雑誌「太陽」を対象にした研究(※1)によると、日本における外国名表記で漢字が大勢を占めていたのは、明治初期から大正前半の1917年までの間。その後、カタカナ表記が少しずつ増加。昭和直前までの約10年間にカタカナ表記が進み、1925年にはその変化が際立つという。

 そこから100年近くの時を経たところにいる私たち。海の向こうへ募らせる思いを、違った側面から外国や母国を知る機会とするのも良いかもしれない。

◆クイズ正解◆
(1)フィンランド、(2)カンボジア、(3)エジプト、(4)オーストラリア、(5)ガーナ、(6)チェコ、(7)エルサルバドル、(8)ベネズエラ、(9)ブータン、(10)アルゼンチン

(※1)井手順子「外国地名表記について―漢字表記からカタカナ表記へ―」「雑誌『太陽』による確立期現代語の研究 『太陽コーパス』研究論文集」国立国語研究所報告122(博文館新社、2005年)

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