JRA(日本中央競馬会)春のGⅠ「天皇賞(春)」を盛り上げるスペシャルムービーが、4月19日午前10時に公開。そのタイアップソングで、自ら作詞作曲を手掛けた渋谷すばるの新曲「塊」も、動画とともに披露された。
春の3大GⅠレースの1つで、今年は阪神競馬場で5月2日(日)に開催される、第163回「天皇賞(春)」。オンラインイベントのスペシャル企画として「阪神競馬場 天皇賞(春)SPECIAL MOVIE『天、駆ける春。』」の動画が、特設サイト限定で4月19日から公開されている。
スペシャルムービーでは、広大なビジョンを備えた阪神競馬場のパドックと、薄暗いなかでたたずむ「ホースマン」(この映像のパフォーマー)の姿が映し出され、そこに、渋谷の歌声が入る形でスタート。美しいピアノの旋律とともに聞こえてくる太い歌声が、どこか切なさを醸し出す。歌い出しから、イントロに入り、歪んだギターを追いかけるように、ドラムのリズムが鳴り響く。
歌詞の一部にあるのは、「目に見えないそれは 奥の方で抜けないまま」という言葉。2021年春、“こんな時期だから仕方ないよね〜と、頭では分かっているのに、心がスッキリしない”、そんなコロナ禍で誰もが抱く閉塞感、憂いを代弁してくれているかのように、渋谷の力強い歌、ロックサウンドで、曲が加速。春風に乗って颯爽とかけぬける競走馬の映像とリンクしながら映像は進む。
「音速で飛べ!!」と、締めくくられた1番。これがアーティスト・渋谷すばるが放った、GI「天皇賞(春)」のタイアップソング「塊」。人馬一体となり駆け抜ける競馬レースの枠を超え、熱い思いをのせて、注目のボーカリストが力強い楽曲を世に送り出した。
映像の舞台となったのは、ひとけのない阪神競馬場。現在のコロナの影響で、まだ大勢でレースを観戦することはできず、寂しさを感じさせる。それでも、映像は、その阪神競馬場の洗練された美しさ、そして馬たちの躍動を、同時に感じさせる仕上がりとなっている。
渋谷が記した歌詞の一節には「また大声で笑える日は来る」とつづられている。今回の映像を通じて、また競馬場で「普通」に多くの人が集まって大きな声援が響く、そんな日が来ることを願う思いも、この新曲「塊」に託されている。
タイアップソングを歌う渋谷すばるは、4月にツアーが予定されていたものの、コロナ禍の影響で公演は中止。その代わり、4月21日には無観客生配信ライブ【渋谷すばる ONLINE LIVE 2021「NEED」】の開催が決定している。久しぶりとなるライブでは、オンラインとはいえ、渋谷すばるが放つ「塊」の躍動感にも注目が集まる。
【「阪神競馬場 春のGI最強×コラボシリーズ」】
◆渋谷すばる プロフィール
1981年9月22日 大阪府生まれ。15歳より22年間ジャニーズ事務所に所属。2004年より関ジャニ∞のメインボーカルとして活動。2019年よりソロアーティストとして独立。味のある歌うたいとしても人気を集めている。
【OFFICAL HP】
◆渋谷すばる ONLINE LIVE 2021「NEED」開催
日時 2021年4月21日(水) OPEN 19:30 / START 20:00
=TICKET=
チケット代金 3,850円
販売期間 2021年3月22日(月)12:00~2021年4月29日(祝・木)18:00まで
※4月29日は23:59までアーカイブ配信あり
【渋谷すばる ONLINE LIVE 2021「NEED」特設サイト】