――プレーオフを勝ち抜くカギは。
【谷直樹選手(以下、谷)】自分たちがこのシーズン通してやってきたことを信じて、それぞれがチームのためにしっかりとプレーすることがまず大事だ。今日(18日)も90点取られている。ディフェンスはまだまだ改善の余地がある。特に、劉(瑾)選手は夏からずっと練習しているし、試合に出られなかった期間も真面目にハードワークしてくれた。チームにフィットしているし、彼の良さを試合で引き出したい。
――2試合を残してはいるが、今季を振り返ってどうか。
【谷】コロナとも戦わなければならず、簡単ではないシーズンだったが、地区優勝ができたのは非常にうれしい。色々な状況のなかでも、チーム一丸となってハードワークし続けたことを誇りに思う。12月に佐賀(バルーナーズ)に2連勝したことは上位争いをする中で大きかったし、1月下旬のマット・ボンズ選手の加入も大きかったと思う。
――トップリーグで上位争いをするための、飛躍に必要なものは。
【谷】個人スキルは、B1を体感した経験からもまだまだ足りない。ただ、一度(B1を)経験している選手は、少しは成長できているとも思う。日本のトップ選手に比べれば、まだまだレベルが低いといわれても仕方ない。あとは個人の意識の問題で、B1を目指している以上はそこでしっかりプレーできるように成長していきたい。