「迷子の男の子を保護したら、親が経営者だった」からし蓮根・伊織 まさかの広告モデル就任劇 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「迷子の男の子を保護したら、親が経営者だった」からし蓮根・伊織 まさかの広告モデル就任劇

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 お笑いコンビ・からし蓮根の伊織が自身の冠番組『さしよりからし蓮根』(ラジオ関西 金曜午後10時~)に出演し、意外な経緯で、企業の広告モデルに就任したと明かした。

からし蓮根の伊織

 ある日、自宅マンションのエレベーターに乗ろうとしていた伊織。上階からエレベーターが到着し、ドアが開くと、なんと、号泣する小さな男の子がひとりで乗っていた。当時、その男の子は約1歳で、会話もできない。伊織は、各階で降りて、男の子の親を探し、無事に引き渡すことができたという。そして、その話には続きがあった。

「後日、またエレベーターに乗ったら、先に乗っていた男性から声をかけられて。『からし蓮根の伊織さんですか? 先日、息子を助けていただいてありがとうございました』って。で、『実は私こういうもので……』と名刺を渡されて、名刺を見たら社長さんやって……」(からし蓮根・伊織)

 なんとその相手、大阪を中心に約70店舗を展開するドラッグストアの経営者だったという。その際の出来事について、株式会社アカカベの代表取締役社長、皆川友範氏に話を聞いた。

「休日も家族と過ごす時間が取れないことが多いなか、“今日は久しぶりに家族サービスができる!”と張り切っていたある日。いざ出かけようと玄関を開けた瞬間、当時1歳になる息子が飛び出し、ひとりでエレベーターに乗ってしまいました。あわてて後を追いかけましたが、私がエレベーターの前に到着した瞬間に扉が閉まり、息子をひとり乗せて下に降りていってしまいました。扉が閉まった瞬間に見えたのはワッと号泣する息子の顔。『扉が開いた瞬間に道路に飛び出して交通事故にあったらどうしよう』と、顔面蒼白で15階から1階へ非常階段を駆け下りました。ところが1階に到着しても息子の姿はなく、妻からの連絡で、息子が無事に戻ったことを知りました。途中の階でエレベーターに乗り合わせた男性が息子を保護してくださり、15階まで息子と一緒に上がってきてくださったとのこと。その男性が伊織さんでした。伊織さん、改めてあの時は本当にありがとうございました」

 そして、この出来事が縁となって、株式会社アカカベは、からし蓮根にオンラインイベントのイメージキャラクター就任をオファー。現在ホームページには、イベントの「スペシャルサポーター」となった二人の姿が掲載されている。

「イベントに際して当社に来社いただいた際には、収録が夜遅くまでおよんだにも関わらず、お二人は終始誠実で明るい対応をしてくださり、関わった当社の社員全員がからし蓮根さんのファンになりました。これからもアカカベ従業員一同、からし蓮根のお二人を応援しています!」(株式会社アカカベ代表取締役社長・皆川友範氏)

 昨年、毎日放送の藤林温子アナウンサーと入籍し、その幸せな結婚生活について度々明かしている伊織。その愛の巣であるマンションの中での、心温まるエピソードだった。

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