ひづきと松山も、もともと怪談に興味があったが、番組を通してその見方が変わってきたという。ひづきは「これまでは誰かの話を100パーセント信じていた。でも番組を通して、ここはおかしいんじゃないかと思うようになった。知りたかったことを深堀りできる」といい、松山は「伝える側になって(話の中で何かが足りないんじゃないかなどの)気づきを与えてもらったのが一番大きい。拙者の人生で新しい体験」と話す。
おどろおどろしい、いかにも「怖い話」のトーンで番組は始まるが、怖さを前面に出さないよう少し軽めのトーンで進んでいく。でも話は「怖い」。佐々木孝昌ディレクターは「本当に怖いことは何か。本当に不思議なことは何かを追求する」と話す。放送できずカットした部分も、YouTubeやポッドキャストで配信する。日本のみならず、カナダやベルギーからもメールなどが届くという。
「怪談はコミュニケーションツール」と話す木原。その和は世界にも広がっている。
◆『怪談ラヂオ~怖い水曜日』
放送日時 毎週水曜 21:30~22:00
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