また、レインコートも、雨を防ぐためだけのものでオシャレなイメージはあまりなかったが、ワールドパーティーは、撥水・防水機能だけでなく、ファッション性にも着目。雨の日はボタンやチャックをしっかりと首元まで閉めて雨をカバーすれば、雨上がりにはボタンやチャックを開けてサラッと着こなすとスタイリッシュな仕様も。トレンチコート型や、いま流行りのシアー素材を使った透け感のあるブルゾンなど、多様なレインウェアを用意している。雨上がりや少し肌寒い日にはアウターとしても使え、レインコートに見えないところも特長のひとつ。すべてのレインコートに専用の収納袋が付いているので持ち運びも便利だ。
◆「お気に入りの1本を大切に長く使ってほしい」
そのほかにも、大事なバッグを雨から守るといった、機能性重視の商品も見逃せない。雨の日は傘をさしても背負ったバックパックが濡れてしまいがちだが、「バックプロテクトアンブレラ」と名付けられた傘は、開くと骨の一部がスライドして大きくなり、バックパックを雨から守ることができる。反響も多いそうだ。
「実は日本では年間約1.3億本の傘が消費されており、そのうち8,000万本がビニール傘。その消費量は世界一とまで言われており、傘を使い捨てという感覚で使っている人も多い。ただ、安価な傘はどうしても骨がもろく、短期間で壊れてしまう可能性があります。傘を使い捨てと捉えず、お気に入りの1本を大切に長く使ってほしい」(中村さん)
SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みも活発となる今、愛着あるレイングッズを、この機会に選んでみたいものだ。
(写真提供:ワールドパーティー)