宝塚歌劇団月組の礼華はるが、6月14日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西)で、6月8日に宝塚大劇場で上演された『桜嵐記』新人公演について、主演を務めた感想や東京公演に向けての意気込みを語った。
宝塚歌劇団として1年4か月ぶりの新人公演。礼華自身も昨年は主演に決まっていた新人公演が中止になった。「中止が決まったときは悔しくてわんわん泣いたけど、誰も悪くないし、どうすることもできないので、とにかく頑張ってきた。改めて主演の話を聞いたときはうれしかった」。
「(公演が)再開する最初の組で、トップコンビの退団公演でもあるので、プレッシャーや不安も大きかったが、とにかくできることをやろうと思った」と前を向くなか、当日舞台に登場した瞬間については、「照明が明るすぎて周りが見えなかった。光の奥からお客様の拍手が聞こえてくる新しい感覚だった」とコメント。さらに「2階席まで満席で緊張したが、お客様があたたかかった。久々に新人公演ができることを皆さんも喜んでくれていると感じられた」と振り返った。
役への印象については「(楠木正行は)自分を犠牲にしてみんなのために命を削った、“こういう人でありたい”と思う代表のような人物。役に向き合う中で自分自身の普段の過ごし方や、人への接し方も意識するようになった」と語った礼華は、「東京(公演)ではもっと繊細な心を表現したい」と意欲を見せた。
東京での新人公演は、2021年7月22日に上演予定。
ラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』
【番組ブログ】
【ラジトピ アーカイブ記事】