さびしい神戸の夏…須磨海岸・アジュール舞子 海水浴場、コロナ対策で2年連続開設中止 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

さびしい神戸の夏…須磨海岸・アジュール舞子 海水浴場、コロナ対策で2年連続開設中止

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 神戸市は、新型コロナウイルス対策で須磨区の「須磨海水浴場」と垂水区の「アジュール舞子浜海水浴場」 を、2021年度も開設を見送る。開設中止は2年連続。

 2つの海水浴場は、神戸の夏のレジャースポットとして人気を集め、毎年多くの来場客が訪れるが、今年度も新型コロナウイルスの感染拡大を受け、万全の対策を図ることが難しい点や、水難事故を防止するための人員体制が確保できない点から、海水浴場としての運営を中止したという。神戸市によると、須磨海水浴場には例年約70万人が訪れるが、このうち約6割が兵庫県外から。昨年は記録が残る1982(昭和57)年以降で初めて開設を中止した。2021年度も人流を抑えるために中止を決めた。 いずれも遊泳はできず海岸にはパラソルが設置されるが、海の家の営業は中止となる。

須磨海水浴場には例年約70万人が訪れる
須磨海水浴場には例年約70万人が訪れる

 2つの海水浴場を管轄する神戸海上保安部は、夏のシーズンも引き続き、巡視艇などで海難防止に向けた警戒を行う。

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