「神戸ルミナリエ」今年も中止 感染拡大防止を優先 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「神戸ルミナリエ」今年も中止 感染拡大防止を優先

LINEで送る

この記事の写真を見る(1枚)

 神戸の冬の風物詩として毎年12月に開催されている「神戸ルミナリエ」が、今年も中止されることが決まった。主催者の神戸ルミナリエ組織委員会によると、新型コロナウイルスワクチンの接種が進んでいるものの、今年12月に従来通りの「神戸ルミナリエ」を安心して開催できる見通しを持つことは難しく、去年に続いて、感染拡大防止を優先すべきと判断し、中止を決定した。

過去の神戸ルミナリエのようす
過去の神戸ルミナリエのようす(写真:ラジオ関西)

「神戸ルミナリエ」は、阪神淡路大震災の犠牲者の鎮魂と、都市の復興・再生への夢と希望を託し、震災が起こった1995年12月に初開催された。以来、震災の記憶を語り継ぐとともに神戸の希望を象徴する行事として定着したが、去年(2020年)は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止となった。2年続けての中止となったことに、神戸ルミナリエ組織委員会は「今年こそと思っていたが、仕方ない」と話した。

 一方、神戸ルミナリエの灯を絶やさないため、3つの密の回避に配慮しながら、阪神淡路大震災の犠牲者の鎮魂と、来年の神戸ルミナリエ開催への願いを込めたイベントの開催について今後検討するという。

LINEで送る

関連記事