兵庫県は23日、県内で新たに22人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者数が20人を上回るのは2日連続で、感染者の総数は4万781人になった。自治体別では、神戸市=7人、尼崎市=5人、西宮市=4人、県健康福祉事務所管内=6人。直近1週間の新規感染者数は、人口10万人当たり3.2人で、1日当たりでは41日連続の減少となる25人。
県は、加東健康福祉事務所管内(西脇市、三木市、小野市、加西市、加東市、多可町)にある事業所で、すでに発表されている人を含め、計9人の職員が感染するクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。このほか、同事業所内にはクラスターとの関係性が確認できない陽性者(10~50代の男女)がまだ19人いるといい、県が調査を進めている。
また、県は感染患者2人の死亡を発表、総数は1275人になった。23日午前0時現在で、県内の医療機関などにおける病床使用率は17.3%、このうち重症対応の病床使用率は20.5%となっている。