兵庫県の井戸敏三知事は28日の定例会見で、1日あたりの県内新規感染者が4人(死者は2人)となったことについて、月曜日の数字は少なくなる傾向があるとしたうえで、「緊急事態宣言期間終盤の成果。これからの推移に注目したい」とした。
感染確認が5人以下となるのは去年10月19日以来。感染者1人の取り下げもわかり、これで県内の死者は1285人、感染確認は4万869人となった。直近1週間の平均患者数は19.7人。人口10万人当たりの人数は2.7人となった。
しかし30歳代未満の若い人の感染が増えており、またインド由来のデルタ株に対する懸念もあることから、県民に対し引き続き協力を求めた。また、飲食店に対する土日の酒類提供自粛要請については、見直すつもりはないと話した。