よしもと漫才劇場などで活躍するお笑い芸人「たくろう」の赤木裕が、よしもと☆のびしろアワー『たくろうのマックスラジオ』(ラジオ関西)で、自身が出演している「ナンバーズ」のCMでの大失敗秘話を語った。
突然の大抜擢だった。主演は稲垣吾郎。漫画家の設定で、赤木はそのアシスタント役として出演している。「悩んでますねー」と、ひとことセリフもあり、反響も少なくなかった。
そんな赤木だが、CM撮影が終わった今でも気掛かりなことが。
稲垣吾郎の後をアシスタント役の3人が追いかけるシーンがあるのだが、そのシーンの本番撮影中に赤木は違和感に気付く。なんと自分ひとりだけアクリルマスクをつけたまま本番に挑んでいたのだ。
監督から「OK!!」と声がかかる。
「え? 俺、今アクリルマスクしてたけど大丈夫?」
心の中でそう思った赤木だが、「自分のせいで撮り直しなんて申し訳なさすぎる……」と思い、知らないふりを決めこんだ。とても言える立ち場ではないと思ってしまったという。「俺なんかのせいで、あの稲垣吾郎さんに手間をとらせるわけにはいかない」と……。
そのまま撮影は終了。CMの完成には何の問題もなかったのだが「あのシーンどうなったんだろ……」とずっと心に引っかかっていたそうだ。
一方、相方のきむらバンドも、心に引っかかっていることが。
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