2年ぶりの夏の甲子園の代表校を決める、第103回全国高校野球選手権兵庫大会が3日、晴天のもと開幕した。午前11時30分から明石トーカロ球場で行われた開会式では、感染防止のため、第1シード16校の主将と、開幕戦を行う星陵と県立農業の選手のみが入場行進した。選手宣誓を務めた、神戸弘陵の林天翔(てんと)主将は、「コロナ禍で開催できることに感謝する。仲間と積み上げてきた努力を十分に発揮し、世の中に笑顔、勇気、感動を与えられるように全力でプレーする」と力強く誓った。
なお、午後1時から行われた開幕戦は、7対5で県立農業が星陵に勝利。勝った県立農業は2回戦に進み、第1シードの加古川西と対戦する予定(11日10時、高砂球場)。日程通りに進めば、決勝戦は29日にほっともっとフィールド神戸で行われる。