兵庫県は5日、県内で新たに13人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。月曜日としては感染者1人の取り下げがあったため、県内の感染者の累計は4万1044人となった。直近1週間の平均患者数は25.6人となっている。
井戸敏三知事は会見で、「今週からまん延防止等重点措置に入ってからの数字が出てくる。どんな数字がでてくるのか注目したい」と話した。まん延防止等重点措置が期限通り11日で解除された場合についても、飲食店への営業時間や、アルコール類を提供する時間の短縮要請を続ける必要があるとした。今週内に開く対策本部会議で正式決定する。一方、大阪府は一両日中に、まん延防止措置の延長を政府に要請するかどうか判断する。
「新規感染者数は下げ止まりの状況が続いている。変異ウイルスの増加も懸念され、リバウンドさせない取り組みが必要だ」として、引き続き外出の自粛や家庭などでの対策の徹底など、県民に対し引き続き協力を求めた。