兵庫で新型コロナ・39人感染も週平均増加傾向に 井戸知事「”まん延防止措置”再考の時期に」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

兵庫で新型コロナ・39人感染も週平均増加傾向に 井戸知事「”まん延防止措置”再考の時期に」

LINEで送る

この記事の写真を見る(1枚)

 兵庫県は19日、新たに39人が新型コロナウイルスに感染したと発表した(死者発表はなし)。直近1週間の患者数は78.7人。兵庫県内の感染確認は合わせて4万1857人となった。

井戸・兵庫県知事「まん延防止等重点措置、再考か?」<2021年7月19日 兵庫県庁>
井戸・兵庫県知事「まん延防止等重点措置、再考か?」<2021年7月19日 兵庫県庁>

 井戸敏三知事は、感染者は増える傾向にあるとの認識で「まん延防止等重点措置を検討する段階にある。あす(20日)とあさって(21日)の数字にも注目し、十分に検討したい」と話した。

 現在の状況は、4月にまん延防止等重点措置が初めて出された際の、3月の状況に似ているという。井戸知事は「3月は110人台が続いた後一気に増えた。今回も今後急激に増えることも考えられる。医療体制のひっ迫の度合いも確認しながら検討したい」とした。

 さらに「感染者の年齢については30歳代以下で63%を占めている。家庭のみならず、友人との会話を伴った会合や職場でも感染も多い。会話ではマスクを取って話す機会も多く、リスクの多い場面を作っている。井戸知事はこのようなリスクの高い場面を作ることのないように」と県民に呼び掛けた。

LINEで送る

関連記事