ヴィクトリーナ姫路の中谷宏大監督、V1リーグ戦へ夏場のチーム強化誓う サマーリーグでは「たくさんの課題が見つかった」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

ヴィクトリーナ姫路の中谷宏大監督、V1リーグ戦へ夏場のチーム強化誓う サマーリーグでは「たくさんの課題が見つかった」

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 女子バレーボール、Vリーグ1部(V1)のヴィクトリーナ姫路は、7月上旬に行われた「2021 V・サマーリーグ女子西部大会」で、新体制での公式戦初陣に臨み、10チーム中9位というほろ苦い結果に終わった。その大会について、ヴィクトリーナ姫路応援番組『いいな117ヴィクトリーナ』(ラジオ関西)7月12日の放送回で回顧した。

© 2020 ヴィクトリーナ姫路
ヴィクトリーナ姫路

 新スローガン「Break」のもと、躍進を目指すヴィクトリーナ。V・サマーリーグ女子西部大会では、7月2日開催のグループリーグで西日本大学選抜、デンソーエアリービーズと対戦。初戦では、デンソーに勝って勢いに乗る西日本大学選抜を相手に1セット目を落とすスタートとなったが、セットカウント2-1で辛くも勝利。しかし、2戦目では同じV1のデンソー相手にストレートで敗戦。この結果、ポイント2のヴィクトリーナは、デンソー(同4)、西日本大学選抜(同3)に次いでグループ3位に終わり、9位・10位決定戦にまわることに。翌3日と4日にかけて行われたV2・フォレストリーヴズ熊本との3連戦では、1戦目が2-1、2戦目は2-0、3戦目も2-0と3連勝し、V1の意地を見せた。なお、大会ではデンソーが優勝している。

(写真:ヴィクトリーナ姫路)
(写真:ヴィクトリーナ姫路)

 番組パーソナリティーを務める菅原未来(元ヴィクトリーナ姫路選手、現クラブスタッフ)は「グループリーグで勝ち抜ければもっと上の順位になっていたと思うんですが、リーグをいったん終えて、オフシーズン入っての新チームだったので、これから上がるしかない」と、ここからの奮起に期待。また、同じくパーソナリティーの佐藤りな(ヴィクトリーナ姫路スタジアムDJ)も、「上を見るしかないよね。見ていたら勝ち試合が多かったから、なんでこの結果……という悔しい気持ちがあったけど、これからリーグに向けて上を向いていこう!」と、菅原とともに前を向いた。

 番組では中谷宏大監督、貞包里穂キャプテンのコメントも紹介した。

「シーズンがスタートしてから1か月弱。シーズン目標に向けて練習を積むなかでこのサマーリーグは現在地を知る絶好の機会と考えていました」という中谷監督は、「結果としてグループ戦で3位となり、残り2日間で様々なタイプのチームとの対戦やトーナメントの緊張感を味わうことができず、結果に対しては責任を感じています」と悔しさをにじませた。それでも、「この夏場に個のレベルアップを図りつつ、チームとしてシステマチックに動けるよう練習を積んでいきたい」と、秋のリーグ戦開幕へ、思いを新たにしていた。

 また、貞包里穂選手は、「サマーリーグ3日間を通して、試合へ向けての雰囲気作り、スタートの入り方や、個人の技術、コート内での連携などたくさんの課題が見つかった」とコメント。「リーグ開幕までの残された時間を大切にし、プロ選手、プロチームとして自覚を持ち、自分に厳しく個人のレベルアップ、チームのレベルアップを図りたい」と、この大会を糧にしつつ、Vリーグに向けて強い意気込みを示していた。

 なお、ヴィクトリーナ姫路は15日、新外国籍選手として、オランダ人のウイングスパイカー、セレステ・プラク選手(25)と契約したことを発表した。プラク選手はオランダ代表の一員として、2015年の欧州選手権では銀メダル、2016年のワールドグランプリでは銅メダル、同じく2016年に行われたリオ・デ・ジャネイロオリンピックでは4位入賞に貢献した実績を持つ。所属クラブではオランダ、イタリア、トルコと、ヨーロッパで活躍。190㎝の助っ人には、大きな期待がかけられるだろう。

『いいな117ヴィクトリーナ』パーソナリティーの菅原未来(左)と、佐藤りな

【ヴィクトリーナ姫路 公式HP】
【ヴィクトリーナ姫路ファンクラブ「VICTORINA FAMILY」】

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