宝塚歌劇団OGの初風諄が、7月19日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西)で、これまでの舞台の思い出や今後の予定について語った。
1974年の『ベルサイユのばら』で初代マリー・アントワネットを演じた初風。パーソナリティーの小山乃里子から「2019年の『ベルサイユのばら45』で、最初に出てきて『美しく青きドナウ』を歌ったとき、全く変わらないのでぶっとんだ。歌の稽古は日頃からしている?」と聞かれると、「コロナ前までは1か月に2回は発声に通っていた。私の声はメゾなので続けていないと出ない」と明かした。
また、2000年に東宝の『エリザベート』に出演したときのエピソードにも触れ、「帝国劇場は一流の方ばかりが立つ舞台なので、声が出ないと恥ずかしいと思い、声をかけてもらってから1年間猛特訓した。ゾフィー役ではあんな低い声を出すのははじめてだった。やりがいのある大好きな役」と、退団後も高いプロ意識を持っていることをうかがわせた。
宝塚入団のきっかけについては「寿美花代さんに憧れていたので、入れたときはうれしかったと明かし、「いろいろなことをさせてもらった。特にお芝居が好きで自分たちで掘り下げて演じていて楽しかった。舞台上で吹き出して怒られたことも。歌では民謡をよく歌っていた」などと思い出を振り返った初風。
今秋には梅田芸術劇場メインホール(大阪)と東京国際フォーラムホールCで上演される、宝塚歌劇花組・月組100th 記念公演『Greatest Moment』に出演予定。
ラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』
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