中古車買取りで躍進 2代目社長が見つめる自動車販売の今後 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

中古車買取りで躍進 2代目社長が見つめる自動車販売の今後

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 林歳彦氏(会社経営者・環境活動家)とフリーアナウンサーの田中大貴(元フジテレビアナウンサー)がパーソナリティーを務めるラジオ番組『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』。2021年7月19日放送回では、株式会社ユーポス(大阪市西区)の代表取締役・柏原隆宏さんが登場。関西を中心に一大流通マーケットを担う企業の経営戦略について、そして自動車業界の現状について話を聞いた。

写真左から、フリーアナウンサーの田中大貴、株式会社ユーポス(大阪市西区)の代表取締役・柏原隆宏さん、林歳彦氏(会社経営者・環境活動家)(※撮影時にマスクを外して対応)

 株式会社ユーポスは、中古車買取りをメインに自動車販売・カーリース・保険事業などを手掛けている企業。もともとは1967年に大阪府貝塚市で株式会社ロードカーを創業。そのなかでユーポス事業は28年目になる。現在の店舗数は全国で80店舗。柏原さんは2代目社長となる。

ユーポスの店舗外観(写真提供:ユーポス)

 社名である“upohs(ユーポス)”の由来は、柏原さんの父親・先代社長が考案したものだそう。「我が社は自動車を売るのではなく、買取りをしている店。商品を売っている店(shop)の逆で、商品を買う店ですよ、という意味を込めてshopを反対にしてpohsに。そこにuを足して『upohs』という社名ができました。この“u”は、Used Carの頭文字や、You(=U)という意味があります」と、明かしていた。

株式会社ユーポス代表取締役・柏原隆宏さん

 次に、自動車業界の現状について尋ねられると、やはり新型コロナウイルス感染症の影響で一時は経営に大打撃があったそう。しかし現在、来店数は落ちているものの中古車の相場が上がり、徐々に回復。今は高止まりしている状態にあるという。顧客の購買意欲も高まっているようで、特に人気があるのはサイズ展開が豊富なSUV車。国産車なら電気自動車やハイブリッド車が売れ筋だという。

 そしてユーポスの今後については「お客さんがいてこその商売なので、まずはユーポスのファンを増やしたい。利益に直結はしないけれど、ファンが増えれば結果的に収益や社員の幸福度向上にもつながると思います。そのためにも、車の買取りに限らず様々なサービスをもっと提供したいですね」と展望を語った。

 さらに「今は自動車もオンラインで販売することが増えてきましたが、やはり高い買い物なので店舗は絶対に必要だと思います。ですが今の接客対応レベルだといずれ店舗もなくなると思うので、ここ(接客)を強めれば企業としてまだまだ生き残れるんじゃないかと考えています」と、あくまで直の接客を重要視する柏原社長。「心地よい店づくりをしてお客様から選ばれるような企業を目指したいですね。お客様との接点が自社の強みなので、そこを活かしつつ店舗をもっと増やしてパワーアップしていきたいです」と前を向いていた。

収録の様子
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としちゃん・大貴の ええやんカー!やってみよう!! | ラジオ関西 | 2021/07/19/月 19:30-20:00

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