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■「海上での開放感、でも油断は禁物」
帆船やヨットによるセイルトレーニングを中心に、地域交流イベントなどで精力的に活動する兵庫県伊丹市の会社員・高見昌弘さんも警鐘を鳴らす。「コロナ禍でオンラインでのコミュニケーションが習慣になりつつある中、マリンスポーツやマリンレジャーを楽しむ人たちにとって、海上での開放感の中で交わす何気ない会話が、とても大切なんだと改めて気付きました。ただ、油断は禁物。一見穏やかに見える海も急な雨風で突然、荒々しくなるのです。航海スケジュールはもちろん、船の状態確認、気象状況の事前チェックは必須。ライフジャケットを着用し、時間と気持ちにゆとりをもってマリンレジャーを楽しみたいです」と話した。