センター試験で大コケも→新設で人気の大学を突破 学生が語る「但馬愛」

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 今年4月に開校し、劇作家・演出家での平田オリザさんが初代学長を務める、芸術文化観光専門職大学(兵庫県豊岡市)。その1期生となる学生がラジオ番組に出演し、志望の経緯から充実のキャンパスライフまで大いに語った。

 六本木はるひさんは群馬県前橋市出身。兵庫県豊岡市出身の母の影響で年に4~5回は帰省していた。芸術文化観光専門職大学の開学については、同大学から徒歩3分のところに住んでいる祖父母から聞かされていたという。

芸術文化観光専門職大学1年生の六本木はるひさん

 前橋市のPR映画でヒロインを務めるなどの経歴から「俳優志望」かと思いきや、六本木さんの志望理由は仰天ものだ。

「実はセンター試験に大コケしたんです。もう新設の大学しか受けられない、そんなときに祖父母から聞いていた(芸術文化観光)専門職大学のことを思い出し、2時間で願書を書きました(笑)」

 これには学長の平田さんも「新設校は1年目だけセンター入試を導入できないんです。倍率は7.8倍、志望者の8割が第一志望の専門職大学に、そんな幸運な学生がいたなんて。(専門職大学の学生を迎えたのは)今週で4回目ですが、ラスボスみたいな学生の登場ですね(笑)」と、驚きを隠せない様子だった。

 そんな六本木さんも、今は一層、但馬に魅せられている。「大学には屋上があって、そこから景色を見ると言葉にできないくらい素敵なんです。祖父母のところで夕飯を食べることも多いんですが、(豊岡は)お魚もおいしい。アルバイト先で得られる情報は学校の授業と同じくらいあって、地域のつながりの強さも感じます。この夏は竹野や久美浜にも行きたいなあ」と、キャンパスライフを満喫。将来は但馬の魅力を発信するために観光協会で働きたいと意欲もみせた。ちなみに学生生活については教員や職員との距離の近さを魅力に感じ、イベントサークルの立ち上げも検討中だという。

 そのサークル活動について、「僕から見ると(専門職大学の学生は)『アートマネジメント部』とか『〇〇研究部』とか、ちょっとまじめすぎる(笑)」と平田さんからまさかのツッコミ。「僕の学生時代はサイクリングとワンダーフォーゲル部を掛け持ちしていましたから、夏はもうずっと北アルプス。それで1学期で習ったフランス語を忘れちゃった。そんな自分の反省から専門職大学はクォーター制にしました(笑)」と、思わぬ話も飛び出した。

 この発言に今度は学生側がびっくり。今回も終始笑いに包まれた、和やかな放送になった。

芸術文化観光専門職大学の学長を務める、平田オリザさん
写真左から、田名部真理さん、六本木はるひさん、平田オリザさん

※ラジオ関西『平田オリザの舞台は但馬』2021年8月5日放送回より


※『ラジコ』では放送後1週間はタイムフリーでの聴取が可能。番組では、平田オリザさんが、ともにパーソナリティーを務める田名部真理さんと、これまでの自身の話しや演劇界への思い、移住拠点となっている兵庫・豊岡、但馬地域について、トークを進めていく。

『平田オリザの舞台は但馬』
放送日時:毎週木曜日 13:00~13:25
放送局:ラジオ関西(AM 558khz / FM 91.1mhz)
パーソナリティー:平田オリザ、田名部真理
メール:oriza@jocr.jp

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平田オリザの舞台は但馬 | ラジオ関西 | 2021/08/05/木 13:00-13:25

放送後1週間聴取可能、エリア内無料 radikoプレミアム会員はエリア外聴取可

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