阪神梅田本店のコロナ・クラスター128人、問い合わせ1000件超 阪急うめだ本店も34人の感染確認 特措法に休業命令規定なく

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 従業員の新型コロナウイルスの集団感染が発生した阪神百貨店梅田本店(大阪市北区梅田)で5日までに、新たに13人の感染が判明し、感染者数は従業員128人にのぼった。 運営するエイチ・ツー・オーリテイリングへの取材でわかった。

阪神百貨店梅田本店(右)と阪急百貨店梅田本店<大阪市北区>
阪神百貨店梅田本店(右)と阪急百貨店梅田本店<大阪市北区>

 利用者から感染への不安など1000件を超える問い合わせがあった。中には7月31日から2日間の全館休業後に食品売り場を除いて営業を再開したことへの批判もあったという。このほか、「いつも利用しているので自分が感染していないか心配だ」という声も寄せられている。グループの阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)でも7月27日以降、従業員34人の感染が判明した(クラスター認定はされていない)。

 エイチ・ツー・オーリテイリングは「2日間、自主的に休業して館内を徹底的に消毒し、感染者の多かった食品売り場は開けていない」と営業再開に理解を求めた。また大阪府は「新型コロナ特別措置法には集団感染が発生した店舗に休業を命じる根拠となる規定がない」としている。なお阪神百貨店梅田本店は今後の営業について、従業員約2000人に実施したPCR検査の結果を考慮し、決定するという。

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