夏に旬を迎えている海の幸といえば、タコ。淡路島と兵庫県明石市の間を流れる明石海峡で、速い潮の流れに揉まれ、エビなどを食べて育った活きのいいタコは、歯ごたえも良く、うま味も抜群だ。
ただし、タコと言えば、かみきりにくいイメージを持つ人も多いだろう。今回、神戸市須磨区にある産直市場「ナナ・ファーム須磨」の神垣さんに、タコのボイルの仕方について話を聞いた。
▼ボウルにタコを入れて、塩をたくさん振りかけ、塩もみをする(これで、ぬめりが落ち、弾力が増してくるとのこと)。▼流水で塩とぬめりを落とす。▼沸騰したお湯に、頭からタコをぶら下げ、足先から2.3度つけたりあげたりしながら、足がくるんと丸くなるようにつけ、3分ゆでる。▼その後、頭を下にして3分ゆでる。▼ゆであがった後は、自然に冷ます。▼その後、冷蔵庫などで保管。
このボイルにより、かみ切りやすく、けれども歯ごたえのよいぷりっぷりのタコが楽しめるという。
「ナナ・ファーム須磨」の鮮魚コーナーには、明石や神戸・垂水のセリ場から直送された活きのいいタコが並ぶ。同店では、ボイルしたタコ(100g 398円)と、ボイル前のタコ(100グラム 200円前後)の2種類をそろえ、ボイル前のタコはパックに入ったものだけでなく、生きたままのタコも販売されている。
■ナナ・ファーム須磨
兵庫県神戸市須磨区外浜町4-1-1
電話 078-733-7722
※店舗ごとに営業時間や定休日が異なるため、詳しくはナナ・ファーム須磨の公式サイトを参照