女優の武田梨奈が、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組で、過去にオーディションでなかなか合格できなかった時期に味わった「劣等感」が、女優としての原点になっていることを明かした。
『武田梨奈のこだわりな時間』(ラジオ関西、土曜午後5時~)8月7日放送回では、昨年TikTokで「魔法の絨毯」が話題となり、一躍ブレイクを果たしたシンガーソングライターの川崎鷹也がゲスト出演。
トークを進めるなか、武田と川崎のふたりの共通点として判明したのが、過去に経験した「劣等感」が、今、それぞれのシーンで活躍するベースになったということだ。
現在、ティーンを中心に多くの支持を集める川崎が、音楽活動の原点にしている、「劣等感」。それは、ギターや作曲経験もなく、人前で歌ったのは文化祭の1回のみという状態で入学した東京の音楽学校で感じたものだと打ち明ける。周りの仲間は音楽の実力も高く、ライブ経験も豊富だっため、「常に劣等感を感じる2年間だった」(川崎)。
それでも、川崎は周りに負けないように、学校終わりは音楽スタジオで夜中までアルバイトをして、勤務後は、朝までそのスタジオで練習。その後、また学校で音楽の勉強……という修練の日々を2年間続けたという。その経験が「今の自分を形づくってくれた」。
川崎の話しを受けて、武田も以前に「劣等感」を味わっていたことを吐露する。
自身が小学生の頃から役者を目指していたものの、何度もオーディションに落ちる日々。一方で、仲間が合格し、役者への道を歩みだす姿も見てきたとのこと。
そんな挫折を味わってきたものの、そこであきらめることなく、女優の道を切り開いた武田。今では主演映画やドラマも経験するなど、トップシーンで躍動。最近では、映画ジャーナリストのジェームズ・マーシュ氏が選ぶ「今、活躍しているアジアのアクションスター10人」として、武田梨奈の名が挙げられるほどになった。
同じような想いを抱えながらも、着実に自分の夢を叶えてきた、武田梨奈と川崎鷹也のふたり。今後の活躍からも目が離せない。
『武田梨奈のこだわりな時間』
【公式HP】
【公式Twitter】