斎藤・兵庫県知事 お盆と夏休み「帰省を控え、自宅で…」 病床使用率によっては緊急事態宣言も | ラジトピ ラジオ関西トピックス

斎藤・兵庫県知事 お盆と夏休み「帰省を控え、自宅で…」 病床使用率によっては緊急事態宣言も

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 兵庫県の斎藤元彦知事は10日の定例記者会見で、「第5波の感染が急拡大している。本当に厳しい状況だ。お盆や夏休みは自宅で過ごして」などと呼びかけた。

斎藤元彦・兵庫県知事「『危ないな』というときには緊急事態宣言も検討」(10日午後 兵庫県庁)
斎藤元彦・兵庫県知事「『危ないな』というときには緊急事態宣言も検討」(10日午後 兵庫県庁)

 斎藤知事は、8日に兵庫県内の新規感染者数が約3か月ぶりに500人を超えたことや、9日時点の入院病床の使用率が50%に迫っていることなどを指摘。兵庫県内の感染状況について、「感染者数が高止まりしており、このまま感染の拡大が続けば、医療のひっ迫にもつながりかねない。現場の状況をよく聞きながらではあるが、入院・重症病床の使用率が上がり、『危ないな』という時には緊急事態宣言の検討もあり得る」と懸念を示した。

 また、斎藤知事は宿泊療養施設の占有率上昇を危惧。10日から約1500室を確保し、運用を始めると表明(これまでは1,300室程度)。原則として、中等症以上は医療機関への入院、無症状・軽症は宿泊療養とする方針を改めて示したうえで、「(約1,500室に加えた)プラスアルファについても、鋭意準備を進める。宿泊療養施設は神戸市に3施設・兵庫県に7施設の計10施設あるため、神戸市とも連携をしていきたい」とした。

 斎藤知事は3日~9日の7日間、30代以下の新規感染者数が6割を超えていることにも触れ、「若い世代の方々に対する呼びかけをしっかりやっていかなければならない。改めて社会全体のために強い自覚をもって、感染防止対策を取ってほしい。帰省や旅行などは中止・延期を。人と集まりたい気持ちはよくわかるが、友人等との“会食”や“宅飲み”なども絶対にしないで」などと呼びかけ、誤った情報には惑わされず、ワクチンを積極的に接種するよう求めた。

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