阪急百貨店や阪神百貨店を運営するエイチ・ツー・オーリテイリングは、 新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した阪急百貨店梅田本店(阪急うめだ本店・大阪市北区角田町)、地下1階の食品売場と、1階のアクセサリー・シーズン雑貨売場を17日から当面の間、臨時休業する。
エイチ・ツー・オーリテイリングによると、阪急では7月27日~8月16日までに食品売り場などを中心に従業員89人の感染が確認されたという。感染者が多数出たことから、3千人の従業員を対象にPCR検査を実施するとともに、売り場の消毒や清掃を徹底するとしている。
阪神百貨店梅田本店(大阪市北区梅田)でも7月下旬に集団感染が発生し、7月31日から2日間、全館臨時休業した。阪神では7月26日~8月8日までに145人の感染が確認された。なお阪神は1階と地下1階の食品売場(スナックパーク含む)を8月19日まで休業する予定。