サッカー選手からアパレル経営者へ 「ハングリー精神」で切り開いた道程とは | ラジトピ ラジオ関西トピックス

サッカー選手からアパレル経営者へ 「ハングリー精神」で切り開いた道程とは

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 林歳彦氏(会社経営者・環境活動家)と、フリーアナウンサーの田中大貴(元フジテレビアナウンサー)がパーソナリティーを務めるラジオ番組『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2021年8月16日放送回に、元サッカー選手で、現在はストリートブランド「ELISHA BRAND(エリーシャブランド)」を経営している正木語さんがゲスト出演。サッカー選手としての思い出を振り返るとともに、アパレルにかける思いを語った。

番組収録の様子、左から林歳彦氏(会社経営者・環境活動家)と、フリーアナウンサーの田中大貴、元サッカー選手でアパレル経営者の正木語さん(※撮影時にマスクを外して対応)

 中学時代にガンバ大阪の育成組織(ガンバ大阪門真ジュニアユース)に所属し、イタリアやドイツへ留学した経験を持つ、正木さん。「ジュニアユースに在籍していたときはずっとベンチにいて、このままじゃダメだと思って留学を決めました。周囲からは『おまえはどこに行っても無駄』だと馬鹿にされましたけど、結果で黙らせてやろうと思っていました」。周囲に流されず、自らの手で道を切り開くハングリー精神は昔から強かったという。

 留学時代の思い出については、「ドイツのブンデス(リーガの)ユースにいたとき、練習でもパスが来ないんです。普通にしていたらずっとこのままだと思って、チームになじむために“おふざけキャラ”になったんですよね。ロッカーで騒いでみたりして。そしたら認められたのかパスが来るようになりました(笑)」と自身のキャラクターを活かしたエピソードを明かす。

 そして、帰国後はザスパ草津チャレンジャーズ(ザスパクサツ群馬のセカンドチーム)などで活躍していたが、ケガが原因で2019年限りで現役を引退。当時の心境については「十数年サッカーしかしていなかったので、引退については一瞬悩みました。けれども、自分のブランドを持ちたいと考えていたので、今がちょうど行動できるときじゃないかと思いました」と語る正木さん。選手時代から好きだったヒップホップカルチャーを取り入れ、ストリートブランドを立ち上げることを決意する。

番組収録の様子

「自分は今まで“欲”を出してチャンスをつかんできた」という正木さんの経験をもとに『欲にまみれて何が悪い?』というブランドコンセプトで生まれたのが「ELISHA BRAND」だ。売り上げは好調で、ラッパーのRAU DEF(ラウ・デフ)とコラボし、タイアップMVを制作。8月末には姫路でポップアップストアの出店が決まっている。

 サッカーからアパレルという、全く異なる道へ踏み出した正木さんは、今回改めて選手時代を振り返り「選手はいつクビを切られるか分からない。そんな状況下で生き残ってきたという自負があるので、アパレルの世界でもその覚悟を持つことができていると思います」と、プロ時代に培った精神力が、今もなお活かされていると話す。

 ポップでインパクトの強いイラスト、そしてエッジの効いたメッセージで「欲望」を表現するブランド「ELISHA BRAND」の商品は、Instagramでチェックできる。

番組収録の様子、左から林歳彦氏(会社経営者・環境活動家)、元サッカー選手でアパレル経営者の正木語さん、フリーアナウンサーの田中大貴(※撮影時にマスクを外して対応)

【ELISHA BRAND 公式Instagram】

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としちゃん・大貴の ええやんカー!やってみよう!! | ラジオ関西 | 2021/08/16/月 19:30-20:00

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