な、なんだこれ!? 山道で大きな「白い卵」(?)を発見→中からニョキニョキと「卵」(?)が出現 正体は… | ラジトピ ラジオ関西トピックス

な、なんだこれ!? 山道で大きな「白い卵」(?)を発見→中からニョキニョキと「卵」(?)が出現 正体は…

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「けったいなもんやなぁ」という驚きとともに、「これはキノコの一種やなぁ」と気が付きました。しかし、この謎のキノコ、何というのでしょうか?

 キノコのことなら彼らだと、部活動でキノコを日々、観察したり採取して調べたり活動されている兵庫県立御影高校の環境科学部(通称キノコ部)に話を聞きました。

「私どももはじめて見ました、図鑑にも載ってないと思います。最初見たとき、猛毒のドクツルダケかと思ったのですが、ドクツルダケの特徴に当てはまらない点がありましたので、兵庫きのこ研究会に所属するコーチにもお聞きしました」

「すると、このキノコは『ハマクサギタマゴタケ』というキノコだと思われます。浜臭木という植物の葉の臭いに近いにおいがするため、このような名称になっています」

「ちなみに、最初に卵みたいに思われたのは、幼いキノコを守るとされている部分で、ツボと言われてる部分です。ある種のキノコは、このツボ、卵のように見える部分に守られながら成長していくんです。キノコは秋のイメージがありますが、季節でいうと夏から夏の終わりの季節が、野生キノコの最盛期になります」

 御影高校環境科学部(通称・キノコ部)のみなさん、調べていただき、本当にありがとうございました! 謎の卵のような物体から出てきたキノコの正体は「ハマクサギタマゴタケ」でした。

(ラジオ関西『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)

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バズろぅ! | ラジオ関西 | 2021/09/08/水 17:55-18:00

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