宝塚歌劇団雪組の縣千(あがた・せん)が、9月6日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西)で、8月31日に宝塚大劇場で上演されたミュージカル「『CITY HUNTER』-盗まれたXYZ-」の新人公演で主演を務めた感想や、東京公演に向けての意気込みを語った。
人気漫画の主人公、冴羽獠という役について「多面性のある人物なので、どの部分をお客様に見てもらえば良いのか、ずっと悩んでいた。接する相手のキャラクターによって違う面が出てくる、冴羽獠の百面相を見ていただきたいと思いつつ、自分の中のバリエーションが少なく、技術として出すのが難しいと感じながらのお稽古だった」と話した縣。
パーソナリティーの小山乃里子から「当日はどうだった?」と聞かれると、「当日の朝まで悩んだけれど、本番では稽古場でやってきたことを信じ、その場のみんなとの空気感で演じた。どんな風だったかは自分でもよくわかっていない」と必死に演じ切った様子を明かした。
一方、本公演の話題では「演じている海坊主という役は、原作漫画を読むと改めて良い人だと感じた。冴羽のことをライバルとして意識しつつ、男の友情を表現したい。ショーの後半で(トップの)彩風(咲奈)さんに絡むところも、お稽古で『もっとガツンといかなきゃ』と言われたので、海坊主のつもりでいっている」と笑いを誘った縣。
「小道具の使い方、照明の使い方でクリアできなかったところをクリアできるようにしたい」と意気込みを見せる東京での新人公演は、10月14日に上演予定。
ラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』
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