「すごい」と「すごく」←同じ意味ではありません 強調したいときに使うべきなのは… | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「すごい」と「すごく」←同じ意味ではありません 強調したいときに使うべきなのは…

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 若い世代とありますが、最近は世代に関係なく、「すごい」と「すごく」が混同されて使われているようです。確かに言葉自体も、最後が「い」か「く」だけの違いだけですから、「同じ意味だ」と思って使っている方が多いのかもしれません。でも、上の例であれば「このパフェはすごくおいしい」「歌がすごく上手」の方がいいでしょう。今回も残念ながら、誰がいつのころから……というのは、わかりませんが、私の周りでも使っている人は数多くいますし、広い世代に渡り、確実に市民権を得つつあります。とはいえ、厳密に言えば意味が異なりますので、使う際は注意が必要です。

 言葉は時代とともに、意味も使い方も変化します。しかし、変わってほしくない、本来の使い方を守っていきたいものもあります。

「ことばコトバ」では、これからもこうした言葉の楽しさを紹介していきます。

(「ことばコトバ」第20回 ラジオ関西アナウンサー・林 真一郎)

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