そんなときは、一緒に旅しているギターで弾き語りをしたりして、「生きるということは、時を刻むこと。生きるということは、時を進めて行くこと」と奮い立たせたりしながら、子午線を南へ南へと進んできたそうです。
京丹後市を出発し、豊岡市、福知山市、丹波市、西脇市、小野市、三木市、神戸市西区と子午線上を歩いて歩いて……。9月14日、ようやく明石にたどりつくことができました。
ですが、この「東経135度子午線の歩き旅」は、まだ終わりではないといいます。
明石から淡路島に渡り、淡路島の子午線上を南に向かって歩くという、藤本さん。しかし、その先は海です……。
その海上の東経135度を、船で南に真っ直ぐ進んで進んで、予定では今月の27日、日本標準時子午線が通る日本最南端の地で、まるで「天空の城ラピュタの世界」の呼ばれる和歌山の友ヶ島に降り立ち、この旅を締めくくるそうです。
(ラジオ関西『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)