宝塚歌劇団雪組の綾凰華が、9月20日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西)で、9月13日に千秋楽を迎えた宝塚大劇場公演「ミュージカル『CITY HUNTER』-盗まれたXYZ-」、ショーオルケスタ『Fire Fever!』について、役作りの苦労や見どころを語った。
『CITY HUNTER』で綾が演じる槇村秀幸は、開演早々にあの世へ行く役。配役が決まり、ポスター撮影に臨む前に原作漫画を読もうと大量のコミックを全巻揃えたが、読み始めたら第一巻で死んでしまってびっくりしたと言う。さらに台本を読んで驚いたようで「どういうふうに作品に出てくるのか、回想かなと思ったら台本に幽霊と書いてあり、“そうきたか”と思った。最初に立ち稽古をしたときは、どう居たら良いのかが全然わからなかった」と幽霊役に戸惑いがあったことを明かした。
それでも稽古を進める中で徐々に慣れたと話し、「次第に自由に動けるようになり、最後の方は、本当にみんなから見えていないのではないかと思えるくらいだった。亡くなっているけれどみんなの中に生きていて、セリフの中で話されるのを楽しんでいる。楽しくなって遊び過ぎてしまっているので、東京公演ではもう一度固めたい」と抱負を述べた。
ショーの見どころについては「フィナーレで銀のギラギラしたお衣装で踊るセクシーな振りが好き。研究科10年になった今、色気ある場面を見てもらいたい」と話した綾。10月2日に開幕予定の雪組東京宝塚劇場公演で、さらなる活躍が期待される。
ラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』
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