京阪電鉄は9月25日から、終電を20分程度繰り上げ、1日の電車の本数を最大で2割減らす大幅なダイヤ改正を行った。京阪によると、運行本数の削減幅は過去最大。コロナ感染拡大前と比べて利用者が4割少なくなった昼間時間帯を中心に減便。車内の密集状態を避けるため、コロナ禍で空間の快適さや密を避けるニーズが高まる有料の座席指定車両(プレミアムカー)や全席指定列車(ライナー)を充実させるという。
▼京都・出町柳発淀行き終電は、従来より13分前倒しして午前0時6分に
▼大阪・淀屋橋発、萱島行きの終電が、午前0時22分から20分繰り上がり午前0時2分に
▼宇治線・中書島発宇治行き終電は21分早めて午後11時58分に
▼石山坂本線(坂本比叡山口~石山寺)でも、昼間帯の一部の運行を取りやめに。2021年冬には、沿線の中学・高校の長期休暇中に通学時間帯の列車を間引く「学休期ダイヤ」を導入する予定。