女性漫才コンビ「紅しょうが」の熊元プロレスが、ラジオ番組「よしもと☆のびしろアワー『紅しょうがのきざまんといて!』」(ラジオ関西)の収録に、大遅刻した。
番組冒頭、相方の稲田美紀から「今日は私1人で番組を始めることになりました。熊元さんが寝トチっております」と発表された。同番組の収録時間は午前10時。決して早朝という時間ではない。稲田は「普段こういうことは、あまり言わないようにしているんですけど……」と前置きした上で「こんなんばっかりなんです……」「【寝坊】【遅刻】【下痢】【尿漏れ】、これが熊元プロレスのルーティンなんです」と告白。コンビ間でもネタ合わせの時にどうしても遅刻をしてしまうので、午後2時から始めたいときは、午後1時に指定するなど、集合時間を1時間早めに逆算するルールもあるそうだ。
今回、収録は熊元を待たずにスタート。遅刻の罰として、「スタジオ入りしたときに即興で一発ギャグをしてもらう」ことにして、稲田はそのまま番組の進行を1人で続けた。
時間が経つこと45分、熊元は現れた。「遅刻で一発ギャグお願いします」といきなりムチャブリすると、戸惑いながらも「♪寝坊したけど、髪はサラサラ〜」とキメ、しっかりとスタジオの笑いを誘った。
その後、熊元は謝罪をしつつも「漫画『ワンピース』の魚人島で人魚になる夢を見て、楽しくて出てこれなかった」「私が寝坊するときは、夢が楽しくて起きれなかったときだと覚えておいてください」などと謎の理由を述べたり、収録中も終始かみ倒すなどコンディションは最悪だったが、すべてうまく笑いに変えることでカバーしていた。
いつか、大きな失敗をする前に、熊元の遅刻癖が直ればいいのだが……。
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【音声】遅刻した熊元プロレスが放送中にスタジオに飛び込んだ瞬間の音声がこちら