2021年のプロ野球ドラフト会議が11日、東京都内のホテルで開かれた。兵庫県を拠点とする社会人野球・三菱重工Westの森翔平投手(23)は、広島から2巡目指名を受けた。
森投手は最速150キロのストレートを軸に、チェンジアップ、カットボール、カーブといった多彩な変化球を交え打者を打ち取っていく投球スタイルが身上の左腕。鳥取県出身で、鳥取商業高から関西大を経て、三菱重工Westに進んだ。
三菱重工Westは、1918年に「三菱造船神戸硬式野球部」として創部。64年に「三菱重工神戸」に、2015年に「三菱重工神戸・高砂」にチーム名を改め、21年には広島、神戸・高砂、名古屋、横浜を再編・統合し「三菱重工West」として生まれ変わった。OBに、小田幸平氏(元巨人・中日)、山本哲哉氏(元ヤクルト)、古野正人氏(元ヤクルト)らがいる。