菅田将暉・岡田将生が絶叫! 1997年に公開され、密室スリラーとして世界でカルト的人気を得たカナダの作品を日本版としてリメイク。謎の立方体に囚人服を着た男女6人が閉じ込められ、仕掛けられた罠に苦しめられながら命がけで脱出しようとするサスペンス。映画『CUBE 一度入ったら、最後』が10月22日(金)、全国公開です。
目覚めると、彼らは立方体の部屋にいました。4.5メートル四方の6面体の四角い箱。6方向すべてに扉がついています。この部屋に、男女6人が突然閉じ込められました。
29歳のエンジニア・裕一、冷静沈着な団体職員・麻子、いじめに遭っている男子中学生の千陽、31歳のフリーター・越智、整備士の井手、会社役員の安東。年齢も性別も職業も、彼らには何の接点もつながりもなく、なぜ自分たちが閉じ込められているのか理由がわかりません。そもそもここがどこなのか全くわからず、出口の方向も不明です。
何とか脱出しようとする彼らを、熱感知式レーザーやワイヤースライサー、火炎噴射などの殺人トラップが次々と襲います。仕掛けられた暗号を解けなければ、ここから抜け出すことはできません。
緊張と恐怖、なかなか抜け出せない苛立ち。体力・精神力の極限状態で、6人の本性が少しずつ露わになっていきます……。
主人公のエンジニア・裕一を菅田将暉が演じます。一緒に閉じ込められるのは杏、岡田将生、田代輝、斎藤工、吉田鋼太郎。俳優陣はそれぞれの世代を代表するドリームチームです。
菅田は撮影を振り返って、「撮影しながらも頭の中には疑問だらけでした。映画というよりは演劇的空間の中で、共に過ごした演者のみなさんとは奇妙な連帯感がいつしか芽生えていました。こんな映画です、とカテゴライズするのはとても難しいです。実験的なエンターテインメントを楽しんでもらえたら何よりです」と語っています。
オリジナル版は、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督が低予算映画として1997年に公開した「CUBE」。斬新さや設定の面白さでカルト的人気作となりました。今回の日本版は、ナタリ監督がクリエイティブアドバイザーを務め、初の公認リメイクとして制作段階から協力しています。主題歌は星野源が書き下ろした「Cube」です。