「何これ……夢!?」
「彼氏と京都旅行なんか、乙女の憧れだよ~」
「俺もう、死んでもいい」
ケンジは2人きりで過ごすひとときに興奮をおさえられませんが、旅行中にシロさんからショックな話を切り出され、これをきっかけに2人はお互いの心の内を明かすことができなくなってしまいます。
旅行から戻り、シロさんが残業を終えて商店街を歩いていると、偶然、見知らぬ若いイケメンとケンジが一緒に歩いているのを目撃します。
「まさか?」
シロさんは姿を隠しながら、そっとケンジたちの後をつけます。
「嫉妬? 俺が??」
一方、2人の知人・小日向は恋人の航がいなくなったとシロさんに相談します。
おだやかだった2人の生活が揺らぎ始めて……。