宝塚歌劇団星組の瀬央ゆりあ 『モアー・ダンディズム!』で感じた喜び 「お客様の手拍子が温かくてうれしくなる」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

宝塚歌劇団星組の瀬央ゆりあ 『モアー・ダンディズム!』で感じた喜び 「お客様の手拍子が温かくてうれしくなる」

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 宝塚歌劇団星組の瀬央ゆりあが、11月1日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西、月曜午後8時〜)に出演。この日千秋楽を迎えた宝塚大劇場公演「宝塚剣豪秘録『柳生忍法帖』」、「ロマンチック・レビュー『モアー・ダンディズム!』」について、役作りでのこだわりやショーの見どころを語った。

 今回瀬央が演じたのは、会津七本槍の一人である漆戸虹七郎。自身の演じた役柄を「救いようのない悪」と評した瀬央は、パーソナリティの小山乃里子に投げかけられた「今まであんな役ってやったことある?」という質問に「悪役はあっても、あそこまで救いようのないどうしようもない悪は初めて」と答えた。

 作中、礼真琴が演じる柳生十兵衛と虹七郎は対比的に描かれている部分が多く、瀬央は「十兵衛に対して(虹七郎も)同じ剣豪ではあるけれど、情の深い十兵衛と冷徹で冷酷な虹七郎の差をいかにつけるかというのを意識しながら演じていた」と役作りをする上でのこだわりについて語った。

 また、今回の公演で退団するメンバーが多くいることもあり、「今しかできないこの公演、『このメンバーでできるのは“今”なんだな』と噛み締め、少しでもたくさんのことを学びながら日々公演している」と、その胸の内を明かした。

 ショー『モアー・ダンディズム!』は、作・演出の岡田敬二氏が1990年代から手がける“ダンディズム”シリーズの第3弾。「私たちがこの由緒ある振り付けを踊れるんだ!」という高揚感をひしひし感じていると話す瀬央は、自身の見どころとして「ラ・パッション」を挙げ、「お客様の手拍子が温かくてうれしくなる」と声を弾ませた。さらに、綺城ひか理と2人でタンゴを踊るシーンから始まる「ハードボイルド」では、何度も稽古を重ねたそうで、「2人の呼吸をお互い感じながら、毎日踊っている」と語った。

 なお、星組東京宝塚劇場公演は11月20日(土)〜12月26日(日)まで上演予定。


ラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』
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ビバ!タカラジェンヌ | ラジオ関西 | 2021/11/01/月 20:00-20:30

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