25年ぶりパ・リーグ優勝オリックス OB藤井康雄氏が後輩にエール「日本一まで駆け上がってほしい」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

25年ぶりパ・リーグ優勝オリックス OB藤井康雄氏が後輩にエール「日本一まで駆け上がってほしい」

LINEで送る

この記事の写真を見る(1枚)

 今年のプロ野球パ・リーグで、25年ぶりの優勝を果たしたオリックス。前回の1996年のときには主軸の1人として活躍し、選手会長も務めていたOBの藤井康雄氏(59)が、ラジオ番組に電話出演し、日本一を目指す古巣を激励した。

藤井康雄氏

 オリックスは11月10日からクライマックスシリーズのファイナルステージで千葉ロッテと楽天の勝者と対戦するが、藤井氏は自身の過去の経験から、チームにプレッシャーがかかるのではと危惧する。

「私もソフトバンク時代、コーチとして、リーグ優勝したあとのクライマックスシリーズに臨んだことがあるが、これはかなりプレッシャーがかかるもの。ファーストステージに勝って勢いに乗るチームとの戦いで、リーグ優勝チームとして負けられないという思いもあるので、始まるまでは日本シリーズよりプレッシャーを感じると思う」

 それでも、今季のオリックスには、2年目の宮城大弥投手(20)や紅林弘太郎内野手(19)らをはじめとする急成長した若手の存在をはじめ、リーグ優勝を成し遂げた自信と勢いがあるとして、中嶋聡監督をはじめとするチームには大きな期待をかける。

「まず初戦で1つ勝てれば。(ファイナルステージでは)アドバンテージが1つあるので、山本で1つ勝つと、乗っていけるかなと思う」と、今季大車輪の活躍を見せた絶対エース、山本由伸投手(23)の先発が予想される第1戦がカギとみている。

 セ・リーグでは、ヤクルトが優勝。ともに前年では最下位だったチームが、今季は頂点に立った。両者は1995年の日本シリーズで戦った間柄。そのときは1勝4敗でオリックスは野村克也監督率いるヤクルトに敗れた悔しい過去がある。「できることならヤクルトと日本シリーズをやって、95年のときのリベンジを果たしてほしいです」(藤井氏)。

 最後に藤井氏は、「まずは25年ぶりのリーグ優勝、おめでとうございます! このあとクライマックス(シリーズ)も勝って、日本一まで駆け上がってほしいなと思います」と、ポストシーズンの戦いに臨む後輩たちにエールを送っていた。

※ラジオ関西『PUSH!』2021年11月2日放送回より

LINEで送る

PUSH! | ラジオ関西 | 2021/11/02/火 15:00-16:00

放送後1週間聴取可能、エリア内無料 radikoプレミアム会員はエリア外聴取可

関連記事