「なめたらあかん~なめたらあかん~♪人生なめずに~コレな~めて~♪」 ノーベル製菓「VC-3000のど飴」のテレビCMでおなじみのフレーズです。これを思い出さずにはいられない子育てに関する漫画が共感を呼んでいます。
Twitterに漫画を投稿したのはツボウチさん(@pullalongduck)。「リアルで言うことなんてないと思ってたけど、息子が生まれてからめっちゃ言う、『なめたらあかん』」と語るコマからはじまり、テレビリモコンや旦那さんの足など、いろんなものをなめまくる赤ちゃんのイラストが載せられています。
これはツボウチさんの家庭での実話をもとに描かれたもの。このように赤ちゃんがあちこちなめまくるのは、「子育てあるある」のようで、投稿のリプライには共感の声が多く集まりました。
「うちの子は4歳になった今でもベロベロなんでもなめまくり、注意しても気がつくとすぐになめまくりです…」
「うちの小4男子、集中している時いまだに手にしているものを口に運びます…」
「昔、生物の先生が、赤ちゃんは周りのものをなめることで腸内の菌を増やしていくと言っていました。今の日本はとても綺麗な環境なので、逆にアレルギー体質の子が多いみたいです」
1才半くらいまでの赤ちゃんがなめる行為は、物の存在を確かめたり、雑菌で免疫力を高めたりするため大切な行為と言われています。とはいえ、どうしてもなめられたら困るものもあります。
「一応、虫歯菌が移らないように食器の共用はしない等、気をつけてきていたのですが、大人が使った歯ブラシを舐めているのを見つけたときは絶望しました……」(ツボウチさん)
生まれてすぐは消毒など頑張ってはいたツボウチさんですが、家の中のものをなめつくした後は、あきらめて大体のものは許可してなめさせていたそうです。そんな息子さんも、もうすぐ2才。なめる行為も少し落ち着いてはきたそうですが……?
「最近はおもちゃなど用途の明らかのものはなめずに、健全に遊べるようになりました。赤ちゃんから子どもにレベルアップです。しかしながら、今でも『あっそれなめるんや〜』と思わせられることも多々あります。窓や洗面台や風呂のフチなど、ツルッとしたものやひんやりしたものが気になるようです。あと近所の天ぷら屋さんに行ったとき、お腹が空いて天ぷらが揚がるのが待ちきれなかったのでしょうね、箸の先を天つゆに漬けてチーチーチーチー吸っていました。私は大阪生まれですが、夫は関西人ではないため、『なめんよ』『ダメだよ』と言っています」
【ツボウチさんブログ <ツボウチん家>】
【ツボウチさん著書<フリースタイル家族>】
いつまで口や舌で感触確かめるん?#なめたらあかんグランプリ pic.twitter.com/hgBmqU6GYq
— ツボウチさん (@pullalongduck) October 25, 2021