サッカー・J1のヴィッセル神戸が実施し、全選手とマスコットキャラクター「モーヴィ」が対象となった今シーズンの「イケメン総選挙」。開票の結果が5日に発表され、GK飯倉大樹選手が1位の座に輝いた。
チームの守護神としても活躍する飯倉選手は、昨シーズンのパンプキンに続き、独特な被り物で参戦。自身で手配した枝豆のコスチュームに身を包み、意気込み(?)を猛烈にアピールしただけでなく、クラブ公式動画のインタビューーでは「負けたら引退」と退路を断って臨んだ。その思いが通じたのか、中間発表に続き、最終順位もトップに。昨年の西大伍選手(現、浦和レッズ)に続き、2年連続で日本人選手がクラブイケメンナンバー1の栄誉に輝いた。
なお、2位にはMF井上潮音選手、3位にFW武藤嘉紀選手、4位にDFトーマス・フェルマーレン選手、5位にFW大迫勇也選手が名を連ねた。
今回の「イケメン総選挙」では、10月28日から11月4日までのウェブ投票だけでなく、11月3日(水)にノエビアスタジアム神戸で行われたホームゲーム、2021明治安田生命J1リーグ第34節ベガルタ仙台戦での現地投票も実施された。
飯倉選手はクラブを通じてコメントを発表。「今回は進退をかけて臨んだなかで、皆さまのおかげで1位を取ることができました。多くの方に投票いただき、ありがとうございます。マニフェストでもお伝えしたように、今回優勝を記念して発売となるクッションやマフラー、キーホルダーの他にも、いろいろな枝豆グッズを販売できるように投票いただいた方のためにも頑張りたいと思います」と、「枝豆さん」キャラを確立。
また、「イケメン総選挙に投票いただいたファン、サポーターの多くは、ヴィッセル神戸にはイケメンが多すぎて投票に困ったことだとお察しします。とは言え、今回、僕が圧倒的な差をつけて勝利したこともあり、この『イケメン』総選挙を廃止して、違うかたちで競う選挙ができないかチームに選挙方式の改定を提案したいと思っていますので、次回の総選挙もお楽しみに。以上、枝豆さんでした」と、新たな選挙の提案を予告していた。
飯倉選手への投票した有権者からは、「圧倒的なインパクトだった。YouTubeで枝豆さんに「むしろ投票しろ」と命令されたから」(神戸市女性)、「肉体美!! そして日焼けしてない腕の白さが見えるとこまで攻めた衣装!! なによりいつも最高のプレーをありがとうございます!!!!」(明石市女性)、「個性的!“自分が着たいものを着る"という飯倉選手の信念が表れていて良い!」(横浜市女性)など、コメントが寄せられていたという。
なお、クラブでは今回の結果発表に合わせて、2021年のイケメン総選挙ポスターをモチーフとしたリバーシブルポスター、フォトカード、クッションなどの商品を制作。きょう11月5日(金)午後6時より期間限定で受注販売する。詳細はヴィッセル神戸公式ホームページに掲載されている。