エサを食べているアシカをうらやましそうに見つめるゴマフアザラシたちの写真が話題です。家族で水族館に訪れたみぃやさん(@miiya05)が撮影しTwitterに投稿したその写真には、ゴマフアザラシが水槽の底面に足をつけ、水面から顔を出している姿が。「人間みたいだ」「いずれ二足歩行に進化しそう」などの反響を呼び、29万いいねが集まりました。
「エサを食べているのはカリフォルニアアシカのトイ(オス)、ゴマフアザラシは左からあずき(メス)、きなこ(メス)、ドングリ(オス)、ずんだ(オス)だと思われます。アザラシ4頭はすべて『城崎マリンワールド』生まれの兄弟のアザラシです。アザラシプールには、現在8頭が暮らしています」(城崎マリンワールド・今津さん)
大反響となった写真が撮影されたのは「城崎マリンワールド」(兵庫県豊岡市)の人気アトラクション『アシカのスイミング』。アシカが主役の時間ですが、いつもエサのバケツを持った飼育員さんを見つけると、投稿の写真のようにゴマフアザラシたちが集まってくるそうです。「『もしかして、ぼくにもエサくれるのかなぁ……』と思って待っているのではないでしょうか?」とのこと。
写真を投稿した、みぃやさんに当日のショーについて聞くと、アシカに「ばいば~い」や「倒立!」などと指示を出す飼育員さんのハンドサインを見て、水槽の中のアザラシが「私もできるで!」と誇示するかのように反応していたそう。「アザラシたちの、まっすぐで切実な瞳がかわいくてシャッターが止まりませんでした!」と明かします。
「私の誕生日祝いで主人と城崎温泉に宿泊した翌日に、初めて『城崎マリンワールド』に行きました。同じゴマフアザラシのととりちゃんが、水槽前でフェイスタオルを回すと反応する、とテレビ番組で紹介されていたのを観て、実際にやってみたところ、本当に反応してくれてうれしかったです。タオルを見つけると興奮するのか、ヒゲがブワッとお花みたいに広がるのがかわいかったです。アジ釣りも楽しかったので、また行きたいです! 釣った後、天ぷらにして食べられるのですが、身がフワフワでおいしかったです。気合入れて挑んだのですが、合計9匹釣れました。10匹以上は釣りたかったので、またチャレンジしたいです」(みぃやさん)
トドの餌やりをガン見するゴマフアザラシが可愛すぎた pic.twitter.com/aqdMkGD3Nl
— みぃや@アザラシに感謝 (@miiya05) November 6, 2021
※投稿に「トド」とありますが、正しくは「アシカ」です。