薬物捜査情報漏えい31回、兵庫県警・芦屋署巡査部長を停職処分「情報欲しくて良好な関係を」

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 兵庫県警・芦屋署刑事課の男性巡査部長(54)が、薬物捜査に絡み不正照会した情報を知人9人に計31回漏らしたとして、 地方公務員法(守秘義務)違反容疑で書類送検された。 兵庫県警は巡査部長を停職3か月の懲戒処分としたが、12日付で依願退職した。

兵庫県警「警察情報の適正管理をを一層徹底」とコメント
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 巡査部長は2020年1月~2021年7月、署のパソコンで不正に20回情報照会し、情報提供協力者の知人9人に携帯電話や無料通信アプリLINE(ライン)で計31回情報を漏らした。 また2013年に捜査で知り合った男性から退院祝いで5万円分の商品券を受け取ったほか、自身が遊興費を使い込み、この男性から2017~19年に計40万円を借金したことも発覚した。

 書類送検容疑は、 薬物捜査の協力者の女性2人から相談を受け、知人男性の再逮捕の見通しなどの捜査状況を漏らしたとされ「情報を得るため良好な関係を築きたかった」と容疑を認めているという。兵庫県警によると、協力者との接触機会を持つ場合は、本来ならば上司への事前、事後の報告が必要だが、巡査部長はこうした報告を怠っていた。
 
 別事件の捜査で協力者が他府県の警察に逮捕され、押収した携帯電話の通信記録から巡査部長の情報漏えいが発覚した。兵庫県警は監督責任を問い、上司の警部と警部補も所属長注意処分とした。

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