映画を観ている間に「靴磨き」 一流職人による無料サービス 履きだおれの街・神戸の映画館で | ラジトピ ラジオ関西トピックス

映画を観ている間に「靴磨き」 一流職人による無料サービス 履きだおれの街・神戸の映画館で

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 映画を見ているあいだに、靴がすっかりきれいに! そんなサービスが神戸の映画館で行われています。

「大阪の食い倒れ、京都の着倒れ、神戸の履き倒れ」と言われるように、神戸は “靴の街”として知られています。

「大阪の食い倒れ、京都の着倒れ、神戸の履き倒れ」と言われるように、神戸は “靴の街”として知られています。
「大阪の食い倒れ、京都の着倒れ、神戸の履き倒れ」と言われるように、神戸は “靴の街”として知られています。

 そんな地域のルーツにちなんで、神戸にある靴磨きとリユースの会社「株式会社Shoeber」とシネマコンプレックス(複合映画館)の「OSシネマズ」がコラボして、特別イベントを企画。神戸・三宮のOSシネマズミント神戸で、無料の「靴磨きサービス」(革靴限定)を11月の毎週金曜日と23日(火・祝)に実施しています。

 靴磨きサービス「靴磨き with MOVIE」は、映画を鑑賞しているあいだに靴を預けると、皮革製品の扱いに長けた一流の靴磨き職人が徹底的にメンテナンスしてくれるというもの。神戸最高級5つ星ホテルでのシューシャインサービス(靴磨きサービス)の提供や、靴修理、バッグ染め替え、リユース事業などを提供し、良いものを長く使い続ける事業を展開する Shoebar にお気に入りの革靴を預けておけば、見違えるようにきれいに生まれ変わった姿の靴が出迎えてくれます。

 その間には、かかとのないスリッパタイプの革靴(「Bellajio」のサボサンダル)が提供され、ゆったりとリラックスした映画鑑賞を楽しむことができます。このサボサンダルのレンタルは、Shoeberの村上友哉代表が直々に杉本製靴に掛け合って実現したもの。テレワークが主流となった現代で、足元に革製品を添える営みの豊かさを知ってもらうべく参画してもらったとのこと。

Shoeberの村上友哉代表
Shoeberの村上友哉代表

 また、同イベントの期間中は履きだおれの街・神戸の歴史や革靴の手入れの仕方がわかる特別パネルも展示されています。

 このイベントを共催するオーエス株式会社エンタメ・サービス事業部の永井啓太さんは「コロナの影響で映画の視聴環境も大きく変化している。映画館そのものに価値を感じてもらえるよう、私たちも変化しないといけない。様々な取り組みをやっていきたい」とコメントしています。

 お洒落は足元から。裏を返せば足元がお洒落ならば完璧です。この機会に映画館で映画を見ながら靴を、靴磨きで足元を、それぞれリフレッシュしてみるのはいかがでしょうか。


川合裕之(かわい・ひろゆき)

1995年生。webマガジン「フラスコ飯店」編集長。『週刊ラジトピ』に出演中。よく道に迷う。

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