「2021年夏の終わり、有馬温泉に巨大なひょうたんが現れました。炭酸せんべい模様を全身にまとい、ねね橋を突き抜けるほどの生命力。しかし或る夜、突然姿を消したのです。青春の悩みか若さゆえの過ちか、その姿を六甲山の池畔で見たという噂もありました。ひょうたんの花言葉は『幸福』『夢』。花模様のオクラは『恋の病』です。渇望する愛ゆえにひょうたんは帰ってきます。松蔭中学校・高等学校美術部より、『愛を込めてひょうたんを』」
一方、有馬温泉観光協会の弓削さんは「この作品を通じて若い松蔭中学校や高等学校の生徒さんが有馬を一生懸命PRしてくれようとする気持ちがうれしかった」と目を細めていた。
なお、23日は、ねね橋での展示後、午後5時から午後8時まで六甲山高山植物園ナイトミュージアムに作品が戻り、これをもって「六甲ミーツ・アート芸術散歩2021」での出展が締めくくりとなる。
写真撮影:宮崎宏康教諭(松蔭中学校・高等学校)
取材・文:黒川良彦
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