神姫バスとみなと銀行が連携協定を締結 プラットフォーム構築や資金支援などで連携、兵庫の観光活性化めざす

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 新型コロナウイルスの影響を受けた兵庫県内の地域活性化を図ろうと、みなと銀行(本店:神戸市中央区)と神姫バス(姫路市)が24日、連携協定を締結したと発表した。みなと銀行が民間企業と連携協定を結ぶのは初めて。

 また、投資会社「みなとキャピタル」が運用する「ひょうご観光活性化ファンド」に、神姫バスが1千万円を出資することも併せて発表され、観光関連の事業者への資金支援の面でも連携を強める。

(左から)みなと銀行の武市寿一社長と、神姫バスの長尾真社長(11月24日=神戸市内)
(左から)みなと銀行の武市寿一社長と、神姫バスの長尾真社長(11月24日=神戸市内)

 両社は、▼観光まちづくり▼観光DX推進▼観光誘客・プロモーションなど、5項目で連携する。神姫バスは現在、県内の様々な観光資源や観光地などのコンテンツを専用のスマートフォンアプリなどで閲覧できるようにし、検索・予約・決済がスムーズにできるシステム(デジタルプラットフォーム)を構築しようとしているが、そこにみなと銀行の情報量、分析力を加える。

 また、神姫バスの高級観光バス「真結(ゆい)」を使った、県内を巡るバスツアーの実施を検討。来年2月には、丹波エリアをみなと銀行の顧客が巡ることを予定しているという。

 みなと銀行の武市寿一社長は、神姫バスを「兵庫県の活性化という“軸”がしっかり合う。普段から県内の観光のことで相談してきたが、その中で自然発生的に(話が)出た」と、連携協定を締結することになった経緯を説明した。

 神姫バスの長尾真社長は、「神姫バスでは現在、団体の利用がほとんどなく、学校関係の修学旅行やツアー(個人が集まったバス旅行)が主だ。このまま、家族やグループ、個人に推移していく傾向が強いだろうから、対応しなければならない。そのためにシステムを作っているし、いいタイミングで協定を結べた」と述べた。 

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