2021年6月、千葉県八街市で、下校中の児童5人が飲酒運転のトラックにはねられ死傷した事故があった。
兵庫県内では2021年、10月までに飲酒運転による事故が68件(前年比-10件)だったが死者は8人(同+6人)にのぼる。取締件数は575件(同-112件)だった。
しかし、4回目の緊急事態宣言が解除された10月以降、兵庫での飲酒運転取締件数は急増。10月だけで76件にのぼり、前月の9月に比べ25件も増加したのだ。
2人は「飲酒運転によって子どもが犠牲になる悲しい事故が現実に起きている。定められたルールやフェアプレー精神の中で競技する私たち”オリンピアン”が発信することによって、少しでも皆さんに交通安全について考えていただければ」と意義を語った。
武庫川女子大学の同じキャンパスに通う杉原・荒井両選手は、短大と4年制、 学年の違いもある。初めて出会ったのが五輪・選手村だった。この日の甲子園署で4回目の顔合わせ。「選手村で一緒に写真を撮ったり、話したら気が合うし、仲良いんですよ」とはにかむ。
今後について杉原選手は「人生かけてやってきた五輪。大きな目標を達成して、今はひと休み。これから次の目標を新たに設定しよう思う。大好きな体操を自分自身が楽しみながら、また体操の魅力を沢山の人に知ってもらえるよう、どんどん発信したい」、荒井選手は「来年には福岡での世界水泳(2022年5月・第19回FINA世界水泳選手権2022福岡大会)が迫っている。今は新型コロナウイルスの影響で海外からの入国制限があるが、解除されて、無事に開催できることを願っている」とそれぞれ抱負を語った。