酒どころ・灘五郷のひとつ、兵庫県西宮市の「酒ミュージアム(白鹿記念酒造博物館)」では、ライトノベル・アニメの人気作品『この素晴らしい世界に祝福を!(略称・このすば)』とのコラボイベントが12月9日(木)、スタートする。
酒ミュージアムは、運営する辰馬本家酒造が日本酒の歴史・文化を後世に伝えるため、1982(昭和57)年に設立された。来年(2022年)は40周年を迎える。
宴会好きなキャラクターとして登場する”水の女神・アクア”が案内役となり、アニメの世界観はそのままに、日本酒の歴史や文化について知ることができるイベント。新たな日本酒ファンの開拓と、さらに日本酒に親しむ機会を広げるために企画された。辰馬本家酒造によると、イベント展開でのアニメとのコラボレーションは初めてという。
灘五郷の酒造りにまつわる4つのクイズを出題するクイズラリー「4つの謎に挑み、秘伝の書の呪文を解き明かせ!」(酒ミュージアム内・酒蔵館)。この4問は「宮水」「洗米」「酒造り唄」「醪(もろみ)」に関するもの。全問正解者にはノベルティをプレゼント。また”水の女神・アクア”と一緒に写真が撮れる等身大パネルを設置。イベント限定描き下ろしの”水の女神・アクア”グッズなども販売される。
酒ミュージアムではこのイベントに「ポスト・コロナを見すえて、さまざまな工夫を凝らす中、この企画が日本酒人口のすそ野を広げるきっかけになれば」との願いを込めた。新型コロナウイルス感染対策を施したうえでのロングラン開催となる。
■「この素晴らしい世界に祝福を!」