2021年を駆け抜けたモデル・俳優の中山咲月 フォトエッセイ『無性愛』制作エピソード明かす | ラジトピ ラジオ関西トピックス

2021年を駆け抜けたモデル・俳優の中山咲月 フォトエッセイ『無性愛』制作エピソード明かす

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 モデル・俳優として活躍する中山咲月が、11日、ラジオ番組『武田梨奈のこだわりな時間』(ラジオ関西)にゲスト出演。秋に出版したフォトエッセイ『無性愛』制作のエピソードや、歌手として新たな道を切り開いた思いなどを明かした。

写真左から、武田梨奈と中山咲月 (ラジオ関西『武田梨奈のこだわりな時間』より)

 今年に入って、ブログやSNSで自身がトランスジェンダーであることを公表していた中山。12月9日に発表された「LINE BLOG OF THE YEAR 2021」では、「自分がどうありたいのか悩みつつ進んでいく姿が胸を打つ一方、イベントを全力で楽しむおちゃめさに癒やされるブログ」として、ベストブロガーの1人に選ばれている。

 その中山は、今年9月にフォトエッセイ『無性愛』を出版。当初は「『写真集をださないか』というお話をいただいていた」そうだが、「『無性愛』というタイトルどおり、自分の内面的なお話しがすごく多かったので、それをせっかく伝えていくならと、自分でエッセイを書きました」と、フォトエッセイの形にして、タイトルも自らがつけたという。都内の伯爵邸で撮影したという写真にも自らのアイデアを伝え、「自分で考えて、『こういうシーンで、こういうキャラクターで、こういうイメージで撮りたい』ということを伝えたら、衣装さんが『こういうのがいいんじゃないかな』と(用意してくれた)。それで、自分も一緒に(写真を)選んでという感じだったので、企画から携わっているというか、かなり自分のやりたいことをやらせていただいた一冊になっています」と、思いが詰まった1冊になったようだ。

 一方、小さい頃から歌が好きだったという中山は、10月にスマートフォン向けアクションRPG『ドラガリアロスト』のゲーム内ハロウィンイベント「舞台の上の怪物人形」のテーマソング「Carnival」を10月30日に配信リリース。「自分は本当に携帯ゲームとかが趣味で、毎日1回はどんなに忙しくてもやっているくらいに大好きなんですが、そのゲームのテーマ曲、なおかつ、自分の好きな歌をいただけたのが本当にうれしくて。実は1つ夢がかなったんですよね、今年」と、歌の仕事を実現し、感無量の様子。

「自分の歌声が入っていない状態でも、聴いてすぐにハロウィンの楽曲だとわかったんです。ハロウィンは自分が一番好きな季節。なので、ゲームの楽曲を歌える、なおかつ、ハロウィンの楽曲ということで、収録は(一層)力を入れて臨みました。実はすごい早口の楽曲で、けっこうかむことが多くて、このリズムにのってスピード感を出すのがすごく大変だったので、徹底的に滑舌をちゃんとやってから、(収録前も)家でやってから、収録にいきました」と、思いを込めて歌いあげたことも打ち明けていた。

 番組パーソナリティーで女優の武田梨奈とは、趣味のカメラトークなどでも盛り上がった中山。今後については、「それこそ自分がフォトエッセイを出させてもらっているので、いつか自分が撮る写真集とか出したいなと考えています」、「ドラマだったり舞台だったり、以前からいろいろやらせてもらっているなか、今回初めて歌を出したんですが、本格的にアーティスト活動をしているというわけではなかったので、歌ももっと仕事にしていけたらなと思っています。自分はアニメだったりゲームだったりが好きなので、声のお仕事とかもできたらいいなと思っています」と、活動の幅を広げるべく、新たなチャレンジにも意欲を見せていた。

※ラジオ関西『武田梨奈のこだわりな時間』2021年12月11日放送回より


『武田梨奈のこだわりな時間』
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武田梨奈のこだわりな時間 | ラジオ関西 | 2021/12/11/土 17:00-17:30

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