兵庫県は13日、新型コロナウイルス感染症の変異株「オミクロン株」の感染者の濃厚接触者について、県内で新たに36人確認されたと発表した。
12月5日～7日、関西空港と羽田空港に到着した感染者と同じ航空機に搭乗、入国時の検査では陰性だった。兵庫県は各保健所を通じて宿泊療養施設に入るよう調整しており、これまでに19人が施設で待機している。
濃厚接触者の内訳は、▼12月5日に関西空港に到着した32人、▼6日と7日に羽田空港に到着した4人（計36人）。12日の時点で全員症状はなく、空港での検査と合わせこれまでに2回のPCR検査を行い、一部は2回目の検査でも陰性が確認されているという。
兵庫県は「濃厚接触者は感染者ではないが、県民の皆さんには従来の感染対策をしっかりとってほしい」と注意喚起している。県内で確認されたオミクロン株の濃厚接触者は、12月1日の初確認以降、累計で38人となった。
