目指すは『お菓子のビームス』 「お菓子のデパート」よしや、百貨店に新ブランド出店 SDGsコーナーも開設 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

目指すは『お菓子のビームス』 「お菓子のデパート」よしや、百貨店に新ブランド出店 SDGsコーナーも開設

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 大阪を中心に関西で「お菓子のデパートよしや」を展開する菓子卸・小売りの株式会社吉寿屋(本社:大阪府摂津市)が、松坂屋高槻店1階に新ブランド「スイーツボンボンよしや」を出店している。

「スイーツボンボンよしや」

「お菓子で笑顔で元気に!」という願いを込めて「スイーツボンボンよしや」を開店してから約2か月が経過。「お菓子のデパートがほんまのデパートに開店です! おかげさまで今年10月6日のオープンからお客様やお取引先の協力によって好評の声をいただいている」と笑顔で語るのは、吉寿屋の神吉一寿社長。「目指すは『お菓子のビームス』。お菓子のセレクトショップになればと考えた。様々なメーカーの商品を豊富に取り揃えているので、お客様に楽しんでもらいたい」と胸を張る。

 また、「スイーツボンボンよしや」では「福祉作業所の方々が心を込めて作ってくださったおいしいお菓子も販売しており、販路としての活用も相談してほしい」と神吉社長。今後の展開について「この店舗内には食品廃棄ロスゼロを目指すSDGsコーナーも開設した。お菓子の可能性をどんどん追求していくつもり」とますます意気盛んだ。

「スイーツボンボンよしや」

 新業態の展開や、新たな商品を続々送り出すなど、「アイデアのデパート」でもある神吉社長。社内での活気作りにも励み、東京オリンピック2020に向けて「日本国民として、よしや社員として全力で応援しよう」と、観戦チケットも社員招待用に大量に数百枚も購入し、用意していたが、無観客などの措置で応援ができなかったという。それでも、めげずに「みんなで儲けて次のオリンピック(ロサンゼルス・2028年夏季)を観に行って応援しよう!!」というスローガンの看板を社内に掲示。意気込みは高い。

吉寿屋の神吉一寿社長(公式ホームページより)
よしや社内に掲示されているポスター

 なお、「スイーツボンボンよしや」は、松坂屋高槻店のほかに、11月26日には大阪府吹田市のショッピングセンター「トナリエ南千里アネックス」にもオープンしている。

(取材・文=黒川良彦)


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